美容師になる為に長い時間を使って学校に行き、お金を支払いいざヘアサロンで働いても辞める人が多い業種ですよね。
国家資格をとりアシスタント期間では仕事の時間以外も練習を重ね体に負担をかけてやっとスタイリストに慣れてもなかなか売り上げが上がらない、他の業種と比べて給料が低いなど様々な理由がありますよね。
一人ひとりの状況によって、辞めて転職した場合や、ただお店を変えた方がいい場合など違うと思いますので、転職を考えてる方に少しでもプラスになる情報を伝えることができればと思います。
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美容師を辞めて転職する前に確認してほしいオススメ情報
美容師や美容アシスントが転職を考える理由の主な要因は下記のようなものが多いです。
①給料が低い
②休みが少ない
③手荒れ
④腰を悪くする
⑤人間関係が悪い
⑥お店が嫌い
あなたが上記のうちどれかの理由で美容師、アシスタントを辞めようと思っていたらもう少しだけ考えて欲しい事があります。
転職するのは簡単です。転職サイトなどたくさんのウェブサイトでは
など書かれてます。このような内容を一切否定するつもりはありません。僕自身も薬剤の病気で美容師を辞めたので転職という形で違う仕事をしてますが、それでもヘアサロンの集客のお仕事をしてます。
美容師の給料は低い!?転職前に読んでほしい事
給料が低いから辞めたいと考えてる方。
昔のようにサロンに入社し、基本給ベースで働く働き方をしてきた方に多い理由ですが、もしあなたが転職ではなく良い条件で働ける環境で働いたり、業務委託やシェアサロンで働いてみるとどうでしょうか?
あなたが働いてるサロンで給料が低い理由はお店が儲かってない、またはスタッフに還元しないような経営なのかもしれません。
ではあなたにもしある程度の顧客がついてるのならシェアサロン、あまりお客さんがいないのなら業務委託サロンで働く方がすぐに給料アップにつながります。
あなたがもし100万ぐらい売上を上げるスタイリストだとしましょう。
シェアサロンの特徴は月額制のみ必要であったり、1時間当たりの利用料を取るのが一般的です。また、月額を10万以下に設定してる場所は主に売上から10%や20%を受け取るというような契約ですね。10万〜15万ぐらいが場所代という条件が多いですね。
なので100万ぐらい売上をあげれるスタイリストの場合であれば月額や自分が使った材料費など引いたとしても60%か70%ぐらい手取りで受け取れる可能性があります。
もしお客さんを持ってない場合は業務委託サロンをお勧めします。業務委託サロンの特徴は、サロン側が安い値段で集客をし、場所&薬剤を提供するので50%ぐらいが報酬になります。一人単価がすごく安いので数をこなさないといけませんが、人気業務委託サロンであればたくさんのお客さんが毎日きますし、売上とは別に指名料はスタイリストが受け取れる場合が多いので50%(フリーの場合30%が多い)+指名料×人数なので業務委託サロンで80万売りあげた場合、フリーのお客様、指名のお客様の割合によって給料が変動しますが自分の指名予約を多くつけることができれば良いお給料をもらうことができます。
アシスタントの給料が低い!?転職前に読んでほしい事
アシスタントだとやはり見習いなので安いというイメージが大きいですよね。
でもうまくいってるサロンさんではアシスタントでも給料を上げる仕組み作りをされてるところもたくさんあります。
アシスタントに店販を売る技術を身につけ、アシスタントなのに店売上10万円以上〜100万以上売り上げるアシスタントもいるんです。
基本給に店販売上を10%つけてあげるとアシスタントでもまだまだ給料上げることは可能です。
またサロンでハンドマッサージやヘッドマッサージ、フェイシャルなどクイックメニューを作成しアシスタントの売上として給料をあげれるサロンで働く。
あなたのお店がもしこのような事を試してない場合、アシスタントのあなた自身が提案してみて、試行錯誤で努力してみると自分自身の勉強にもなるし、お客様やオーナーからも喜ばれると思います。
給料が安いというだけで努力もしないで諦めると他の職業で働いても同じような事が必ず起きますよ。
美容師の休みが少ない?転職前に読んでほしい事
先ほど説明したように業務委託サロンやシェアサロンであれば、通常あなたが働きたい日や休みの日を自分で決定することができます。
それ以外にも他のサロンさんでもしっかりと信頼関係を結ぶことができればもう少し自由にシフトを作ることに対応してくれるオーナーさんもいると思います。
アシスタントの場合、アシスタントを募集してる派遣登録を利用して働く事も可能ですね。派遣登録していろんなヘアサロンに呼ばれて働く事でそのサロンさんごとに違う技術や知識を学べますし、派遣登録なのでシフトも自分で作る事ができます。
今の時代、残業や働き方改革が厳しく管理される世の中になってきたので、その改革を生かしてスタッフに自由な働き方を提供するサロンさんもたくさん増えてきてます。
あなたの働いてるサロンがまだであれば違うサロンで働く事が解決につながると思います。
手荒れで美容師辞める!?転職前に読んでほしい事
手荒れで辞める美容師はとても多いですね。手荒れで辞める原因としてシャンプーなど手を水で濡らす回数が多いので皮膚が敏感になり切れたり腫れたりする事が多いのが要因かとおみます。
そこでまず考えて欲しい事が、使ってるシャンプーは安くて洗浄力の強いものではないかどうか?
あなたが働くサロンで使われてるシャンプー剤が安くて洗浄力の強いものであれば、マイルドで洗浄力が弱いものに変えてもらいましょう。今の時代は洗浄力があり泡がしっかり立つシャンプー剤は頭皮や髪の毛に取って良くないという事はお客様も知ってきてますし、良いシャンプーを使い手荒れをしないお店づくりでたくさんシャンプーが売れてるヘアサロンなど違う売上を生む可能性があります。
なのであなたのサロンでシャンプーを変更してもらえないのなら違うサロンで低刺激でマイルドなシャンプー剤を使用するお店で働いたら手荒れ治るかもしれません。
また、水仕事をする際に常にグローブをつけても良いと言ってくれるサロンを探す。グローブも低刺激のものが販売されてるので質の良いグローブを使って見てもいいかと思います。
それでも治らないようでしたら、1週間、2週間など治療する為に一度サロンから離れることも重要です。僕の周りにも1週間や2週間水仕事をしなくなったら治ったスタイリストやアシスタントの子がたくさんいます。
腰を悪くして美容師を辞める?転職前に読んでほしい事
腰を悪くする美容師さんやアシスタントの方すごく多かった以前ですが、腰に負担をかけないようにバックシャンプー台を設置し、シャンプーも座りながらできるサロンが今はほとんでではないでしょうか。僕自身もアシスタントの時サイドシャンプーで一度腰を悪くしましたが、バックシャンプー導入から腰の痛みが治まるようになってきました。
なのでシャンプー中の動作が原因で腰を悪くしてる人がいたら、シャンプー台や椅子を使ってシャンプーすることで負担を減らすことができると思います。
また、スタイリストさんにも腰が悪くなる人が多いと思いますが、その主な要因は立ったままずっとヘアカットすることが原因な場合が多いです。
スタイリストさんが使用する椅子を置かずに営業するサロンさんも多いですが、椅子を使用すると腰への負担は大きく避けることができます。
立ち仕事で腰に負担をかける時間を椅子に座ることで腰に負担をあまりかけすぎないようにしてあげたり、腰に巻くコルセットの性能も良くなってきてるのでそういうものを使いあまり腰に負担をかける動作を少しずつ減らすことも一つの手段だと思います。
スタッフとの人間関係が悪くて美容師を辞める?転職前に読んでほしい事
これはとても多いですよね。働く環境に相性の合わないスタッフは必ずと言っていいほどいます。あなたの上司など意見をあまり言えない立場の人との相性が悪いようでしたら一度あなたの気持ちをしっかりと伝えてみてはどうしょうか?アシスタントも同じです。スタイリストさんとの相性が悪い場合、一度しっかりと伝えることが大事です。またオーナーなど一緒に話す空間に入ってもらってもいいですね。話をしないままの方が関係は悪化する一方なんです。あなたと考え方や相性が一致する人なんてこの世に少ししかいないんです。人はみんな違う考え方を持ち異なる目標ややり方を持ってるから勉強に成ったり、反面教師にして自分の成長に繋がるんです。
と言いながらももし上の人にしっかりと伝えたのに解決に向かわないのであれば辞めて違うサロンを探すことを強くお勧めします。
サロンのマネージメントがしっかりされてるところでは、一つの目標に向かってスタッフ全員で突き進む環境ができてます。あなたのいるサロンのマネージメントがうまくいってないようでしたら違うサロンで働く事でスタッフの人間関係も解消するかもしれません。
スタイリストであれば、業務委託やシェアサロンのような環境で働く事で自分自信の売上やお客様との関係を一番大事にする事ができるので、他のスタッフとの相性などあまり重要ではなくなってくるので働きやすいかもしれませんね。
お店が嫌いになって美容師を辞める?転職前に読んでほしい事
あなたが美容師になってやりたい事は何かを一番まずはじめに考えてみるといいと思います。各サロン方向性やコンセプトが違いますよね。美容師としてどういう働き方をしたいのかあなたのなりたいイメージとサロンの方向性が違えば違和感を覚える事もあると思います。
あなた自身が率先してお店の方向性を変えようと思い行動に移せばあなたが目指して。るサロンを作る事も可能かもしれません。強い情熱があり周りのスタッフを引っ張るだけの力が必要になってきます。
雑誌など撮影が多いサロンで働きたいのか、地域に密着したアットホームなサロン働きたいのか?それとも海外でも働けるようなインターナショナルな美容師になりたいのか?
あなたが今働いてるお店だけがヘアサロンではありません。
全国にたくさんのヘアサロンがあり、その一つ一つが違ったコンセプトで目指す方向も違うんです。今よりもっとあなたが目標とするサロンと同じような場所を探してみることもいいですよね
まとめ
美容師という職業はこれからもっと必要になってくる職業だという事を認識しましょう。これからAIが導入され簡単な作業は全てこのAIによって仕事を奪われていくと思います。
インターネットを使った仕事により多く導入される傾向ですが、介護の場でもAIを使った機械が導入されたり、コンビニなど自動支払いレジが多く導入されるのでアルバイトさんも必要なくなってきます。
そういう環境がこれから多くなってくる時に、美容師という職業はAIの導入によって変わっていくのでしょうか?
将来的にはヘアスタイルの概念がウィッグを使ってヘアスタイルを変えるだけのような時代になるかもしれません。(僕の想像です)
でも今現状美容師になる若い人の数が年々減少し、2018年では過去最低だと聞きました。
そうなると、日本人美容師の価値はこれから高くなります。なぜなら今まで増え続けてきた美容院の数は美容師の人数の減少により減っていくことでしょう。そして美容院の数が減れば一つ一つのお店は競争する事が減るので単価を上げる事が可能になってきます。
そうする事で売り上げが上がり給料も上がるかと思ってます。
また日本でも海外から導入された自由な働き方がやっと浸透してきたので他の職業のように朝から定時までというような働き方ではなく、フリーランスという働き方も可能になってきました。また美容師であれば全国どんな場所でも働くことができます。好きな事をしながらお客さんと面白い会話や最近の出来事で盛り上がる。ずっと通い続けてるあなたのお客さんの中には子供の頃から来店し成人を迎えた人もいるでしょう。
美容師という職業は人を幸せに、綺麗にする職業です。
あなたが美容師になりたいと思った若い時の気持ちを思い出し、無駄な悩みに振り回されず自由に楽しく働けるサロンが見つかるといいなと思います。