あなたの周りにもいませんか?
売り上げ成績が良いスタイリスト、はたまた売り上げが全く変わらないスタイリスト。
同じように美容学校で技術、接客を学んでスタイリストデビューしたとしても数年後には売れてる人気スタイリスト、はたまたもう一方は売れない駄目スタイリスト。
もし今見てる読者がアシスタントなら、売れない駄目スタイリストを反面教師とし、売れてる人気スタイリストの考え方、行動を意識していきましょう。
もし今見てる読者がスタイリストなら、今すぐ考え方や行動を変えましょう。1ヶ月で人は変われます。変わろうという決意をここでしてください。
美容歴11年、日本で4年間とロンドンで2年間、ニューヨークで5年間働いて見てきた売れる美容師と売れない美容師を個人的見解で説明していきたいと思います。
Contents
売れない美容師の思考回路や行動パターンとは?
売れない美容師の行動パターンとして最も多いのが、売り上げ上がらない事をお店の責任や環境のせいにする人。
売れない美容師は責任転換を当たり前のようにする方が多いです。自分に甘く他人に厳しくですね。周りの芝生は青く見える典型的なダメパターンです。
今の時代SNSを使って個人集客する人がたくさんいる中で、まだお店の集客に頼りきってるスタイリストがあまりにも多くいるように感じます。
そういうタイプの行動パターンとして、ネガティブな会話が多い。
もちろん毎回とは言いませんが、自分の身の回りの出来事、また有名人など中傷しやすい人をターゲットに批判をするクセががる人、またその批判や中傷が一緒に働くサロン内のスタッフに出てくるようになると危険信号です。
そういう人は、悪口、批判をしてる時が気持ち良くなり、周りに害があることに気付けていないタイプです。ネガティブな言葉が次から次へと感がなくても出てくる傾向にあります。
客観的に自分を見ることができない人は、お客さんにカットやカラーを提供して、もしそのお客さんが満足していなかったとしても気づくことができません。
売れる美容師の思考回路や行動パターンとは?
売れる美容師はポジティブな会話を発信するクセがついてます。周りにいる人をプラスに巻き込む力もあります。
売れる美容師は自分の売りあげのみならず、働いてる環境はお店にも感謝する気持ちを持っており、今より良くなる為の方法を考えることが得意です。
売り上げが上がらなくなった場合も、なぜ?いつから?じゃあどうやって?など現状から良い方向に変える為に考える力があります。
なので今日から変われるポイントをまとめます。
ネガティブな発言を周りの人に言わない
常に物事をプラスに考える
サロンやオーナーの為に何ができるかと考えるクセをつける
スタッフを褒める
まずは明日からこの思考と行動に挑戦してみてください。一週間であなた自身も周りのスタッフの対応も変わっていきます。
売れない美容師の接客方法と売れる美容師の接客方法
売れない美容師さんの接客って何が悪いと思いますか?良かれと思ってやってる事がお客様に迷惑をかけたり、信用してもらえない関係性になってる人がいますね。
『最近天気いいですね』
よくきく言葉ですが何が悪いでしょうか?
売れない美容師さんに多いのが接客する際の言葉が同じ内容になっていく人が多いです。天気の話以外にあなたのお客さんとできる会話なんてたくさんありますよね。なのに天気の話で始まるのはそのお客さんについて知ろうとしてないんです。
天気の話より、
『前回の髪の毛はどうでしたか?』
『お久しぶりですね!今日のファッション似合ってますね』
などお客さんに興味を持つ言葉にしていくことをお勧めします。
どうでも良い話で会話を繋げてる時点であなたのお客さんは少しずつ離れていきます。
『今日はどうしますか?』
ってすぐに使うスタイリストいますが、お客さんの希望も大事ですが、いつもその言葉でカウンセリングしてませんか?
全てはお客さんが言うスタイルをただ切るだけではずっと指名してくれるスタイリストにはなれません。
あなたがそのお客さんを本当に指名客にしたいなら、お客さんの希望を聞くのも大事ですが、
『今はこんなスタイルが流行ってるんですが雰囲気変える為に短くカットしてみませんか?』
『今回はいつもより少しだけ長めにカットしてみてもいいですか?その方が毛先の収まりがいいと思うんです』
などあなた自身が、そのお客様の事を考えてるという気持ちを伝える為に提案力を磨く事です。
いつものように『根元のリタッチですね』『毛先トリムしますね』など何の変化もなく同じルーティンで対応し始めると危険信号なので気をつけてみてください。
提案力を磨く
イエスマンにならない
毎回違う話題でも話せる内容を常に考える
売れる美容師は同じ髪型を作らない
売れる美容師だから言われた通りのスタイルを100%再現できる人が売れると思ってませんか?
100%同じものなんて経験ある美容師であれば誰でも出来ます。
売れるスタイリストは、
『前回と同じようにカットしてください』
と言われてるにもかかわらず、ちょっとした変化を加えてます。
前回の来店からの期間、また次に来店するタイミングなど人によって様々ですよね。
そういう時でも
『今回来た時に後ろの厚みが目立ったから今回はいつもよりすこし軽くしてみよう』
『サイドのラインってもう少しだけ前上りにした方が伸びた時に可愛いかも?』
など常に今よりもっとよく見えるようにデザインを作る人が多いように感じます。
そのすこしずつの変化が、お客さんをリピートさせる技術力なのかなと感じます。
同じデザインでも少しだけ変化をつける
前回よりも今回、今回よりも次回とクオリティーを上げること
売れる美容師は視野が広い。売れない美容師は目の前のお客さんしか見えてない
売れてる美容師の方の共通点は、視野が広い。
自分のお客さんを掛け持ちしながら接客してても、自分が施術中じゃないお客さんの事にまで気を使える人。例えば
『カラー放置中のお客さんのドリンク聞いてあげて?』
『あのお客さんの雑誌もう直ぐ読み終わりそうだから新しいの用意してあげて?』
などしっかりと予想できる人が多いですね。また、それは自分の指名客のみならず、他のスタイリストのお客様の事までも見えてる美容師は好かれます。
売れない美容師は、気づくまで自分のお客様が困ってる事にも気づかず、他のスタイリストより自分のお客さんだけを大事にしてしまうところです。
お店に来ているお客さんは鏡越しにスタイリストの動きやサロンの雰囲気を敏感に感じる事ができます。
あなたの将来的に顧客になるターゲットは自分の指名客だけではなく、他のスタイリストのお客さんがあなたの働き方を見て紹介するかもしれません。
視野を広げれるように余裕を持とう
自分のお客さん以外にも気を使える美容師になろう
まとめ
今回は1か月で売れるスタイリストに変わる思考や行動を説明しました。
当たり前の事を言ってるようで、実際のサロンワークでは売れない美容師と同じ思考回路と行動パターンをしてる美容師が多いんです。
知ってるだけじゃ変わらないので、まずは1か月間だけ変わる努力をしてみましょう。